タイヤの選び方
タイヤは各メーカー、各銘柄、いろいろな種類があります。
グリップ力や雨の日の性能、乗り心地や静かさの快適性等、それぞれのタイヤに特徴があります。
また、お車のタイプ(コンパクトカーやミニバン等)に合わせて設計されたタイヤなどもあります。
しかしながら「種類が多くてどのタイヤが自分の車に最適か分からない…」という声も多いのではないかと思います。
イーグルショップ浦和がタイヤ選びをご提案する場合は、下記のポイントをお聞きしております。
①タイヤサイズと銘柄の確認
②お車のタイプ(コンパクトカー、ミニバン、セダン、スポーツカー等々)
③使用用途(通勤、近所の買い物、週末のドライブ等々)
④重視したいポイント(お値段、長持ち、静かさ、グリップ力、高速道路の性能等々)
ご来店いただければ当店のベテランスタッフが、上記のポイントを踏まえつつ、
現状の摩耗状態や劣化具合を考慮して、お客様と一緒にタイヤ選びをいたします。
どうぞお気軽にご相談ください!
タイヤサイズと銘柄の見方
タイヤには、大きく分けて3つの情報が書かれています。
(1)タイヤメーカー
(2)タイヤ銘柄
(3)タイヤサイズ
の3つです。
下記タイヤの、緑・赤・青のラインで示したところに、それぞれの表記があります。
(1)タイヤメーカーの表記
緑色の線で示したところがタイヤメーカーです。
このタイヤは「GOOD YEAR」製です
(2)タイヤ銘柄の表記
赤色の線で示したところがタイヤ銘柄です。
このタイヤは「EAGLE LS3000」です。
(3)タイヤサイズの表記
青色の線で示したところがタイヤサイズです。
このタイヤは「195/65R15 91 H」です。
タイヤサイズの見方
タイヤサイズには、6つの情報が書かれています。
下記サンプルから、それぞれの見方についてご説明します。
(1)タイヤの幅(㎜)
タイヤ幅を示しています。
このタイヤは、タイヤ幅が195㎜ということになります。
(2)偏平率(%)
タイヤの厚みです。
このタイヤは、195㎜の65%の厚みがあることを示しています。
同じタイヤ幅で見た場合、偏平率の値が小さくなるに従ってタイヤが薄くなります。
(3)ラジアル構造
タイヤの構造です。
ほとんどの乗用車用タイヤはラジアル構造です。
ラジアル構造ではないものにバイアス構造があります。
(4)リムの直径(インチ)
ホイールの直径サイズです。
このタイヤは15インチということになります。
ちなみに、1インチ=25.4mmの長さです。
(5)最大荷重指数・ロードインデックス(LI)
規定の条件下でタイヤに負荷できる最大荷重を示す数値です。
このタイヤは「91」なので、負荷能力は615㎏/1本となります。
*荷重指数は各メーカーのカタログに記載されています。
(6)速度記号
規定の条件下でタイヤが走行できる速度(最高速度=能力)を示す記号です。
このタイヤは「H」なので最高速度は210㎞となります。
同じタイヤサイズでも銘柄によりこの速度記号が変わってきます。
*速度記号は各メーカーのカタログに記載されています。
商業車やトラックタイヤ等はタイヤサイズ表記が異なるものがあります。
車により、適切なタイヤサイズは異なりますので、どうぞお気軽にご相談ください。
タイヤ選択のヒント
タイヤ選びのヒントについて、ご説明します。
◎お車のタイプから選ぶ
ミニバンならばミニバン・RV専用のタイヤを選び、その中から最重視するポイントに合うタイヤを検討していただければ選択しやすいです。
◎使用用途
毎日の通勤を快適に過ごしたいのであれば、静粛性や乗り心地の良いタイヤ。
近所の買い物や・週末のドライブにしか使わないのであれば、ロングライフのタイヤ。
というように、車の使用用途で絞り込む事が出来ます。
◎現在お使いの銘柄
現在使用して頂いているタイヤが選択の基準となります。
静かなタイヤが良い場合は、現状の銘柄をベースに、より静粛性の高いタイヤを選択。
現状でお使いの銘柄を考慮せずに選択してしまうと、すべての面で性能ダウン!といったケースにもなりかねませんので注意が必要です。
◎最重視するポイント
タイヤはグリップ性能、雨の日の性能、長持ち、静かさ、タイヤ剛性等、様々な特徴があります。
ただし、すべての特徴を完全に満たすタイヤはありません。
その為、重視するポイントの優先順位を明確にしていただけると最適なタイヤを選ぶ事ができます。