タイヤの交換時期
タイヤを交換するタイミングは大きく分けて二つ。
「残り溝」と「使用年数」です。
1.タイヤの残り溝を確認する
タイヤは新品時で溝が7~8㎜ありますが
残り溝が1.6㎜以下に減ってしまうと車検不適合となります。
どのタイヤにも残り溝が1.6㎜になるとスリップサインが現れるようになっています。

新品時のスリップサイン

摩耗してスリップサインが現れた状態
上記画像のタイヤは一番左端が完全に露出しています。
一か所でもスリップサインが露出したら車検不適合となります。
よって即交換のタイミングと言えます。
タイヤの溝が減ってしまうと雨の日の排水性が低下し、スリップの危険性が高まります。
危険防止のためにスリップサインが露出する前に交換をおすすめします。
2.タイヤの使用年数を確認する
タイヤの使用年数の目安はおよそ5年となります。
残り溝の有無にかかわらず、ゴムが劣化していくとヒビ割れが発生します。
劣化したタイヤはしなやかさが失われ性能が低下していますので、
目視点検でヒビ割れが確認できたら交換時期です。

9年使用したタイヤです。
トレッド、サイドにヒビ割れがあります。

サイドから見たタイヤ
ちょっと分かりづらいですが…

押してみると、サイドウォールに沿って亀裂が見えます。ここまで劣化してしまうと非常に危険な状態ですね。
「残り溝」と「使用年数」以外にも、
「偏摩耗」や「タイヤの損傷」により交換が必要な場合があります。
少しでも気になるようでしたら、お気軽にご相談ください!